機械式腕時計を使うならオーバーホールが絶対に必要って本当?

機械式腕時計を使うならオーバーホールが絶対に必要って本当?


壊れていなくてもオーバーホールに出す必要があるのは

機械式腕時計はよく「オーバーホール」と呼ばれるメンテナンスを定期的に行わなければならないといわれています。ただ、今まで電池式のクォーツ時計を使っていた人は、オーバーホールを強いられることに困惑するかもしれません。というのは、使っていて特に問題を感じなくても数年に一回、何万円ものお金を払わなければならないからです。一つの腕時計を使い続けるために定期的に何万もの出費が必要なら、その都度、時計を買い換えた方がいいと考える人もいるかもしれません。

では、機械式腕時計を使い続けるためには絶対にオーバーホールをしなければならないのでしょうか。この疑問に対してはやはり「イエス」と答えるしかないでしょう。機械式腕時計におけるオーバーホールは車の車検のようなもので、いざというときの故障を防ぐために必要なものだからです。

歯車が噛み合って動くことで金属粉が発生する

オーバーホールとは具体的になにをしているのでしょうか。基本的には時計を分解してパーツを一つ一つ洗浄し、必要があったら交換や修理を行うというものなります。時計は密閉されているのに、なぜ分解してまでパーツを洗浄しなければならないんだと疑問を抱く人もいるかもしれませんが、機械式腕時計は歯車同士が噛み合って針を動かしています。そのとき、金属同士が接触することになるので細かい金属粉が発生してしまうのです。

金属粉が内部にどんどんたまっていくと動作不良の原因になるので、定期的に時計を分解してパーツについて金属粉を取り除く必要があるというわけです。

パテックフィリップは世界三大高級腕時計ブランドと数えられることが多く、時計のムーブメントから自社一貫製造するメーカーとして知られています。